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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2008年08月24日

オリンピックで野球が復活する可能性

 北京オリンピックでの野球も終わった。選手は一所懸命だったんだろうけど、金メダルどころか、銅も獲れなかった現実は、物足りなさを感じる。
 まぁ、これからは通常のペナントレースに切り替えるべきである。

 今日はKスタ宮城で、我が東北楽天ゴールデンイーグルスはソフトバンクと試合をするのだが、朝から雨が続いている。結局、今日は中止かな?

 処で、今大会で一旦、廃止される野球であるが、再び復活するのだろうか?

 我々は日本人だから、野球好きな人には生活の一部になっている。その“常識と思える概念”で、期待してはいけないと思う。
 オリンピック競技に採用されるスポーツは建前をして、ワールドワイドにそのスポーツが浸透していることが挙げられる。
 つまり6大陸から均等に出場する国が現れなければならない。今回、北京が開催国であったとは言え、8チームのうちアジア地区で4カ国が出場していた事実を見れば、野球が世界的に普及しているとは言い難い。

 今回出場していない大陸はアフリカ、南アメリカ、オセアニア(アジアに含まれてしまった...)である。偶然なのだろうが、南半球からは出場していない。

 一方、野球が盛んな国はカリブ海周辺にたくさんある。出場枠に縛られてしまったが、ドミニカ、ブエルトリコ、メキシコ、ヴェネズエラ...。いずれの国が出場しても、悪いがヨーロッパ代表のオランダには勝てるであろう。
 強くても出場できない、弱くても出場枠の恩恵を受けて出場している...その認識は持つべきだ。

 北京オリンピックで金メダルを獲得した韓国の価値を落とすつもりは毛頭ないが、野球に関しては、その時、出場したチームの中で韓国が一番調子が良かったということだ。
 男子陸上で、ウサイン・ボルトが世界新記録を連発して3つの金メダルを獲ったこととは根本的にレベルが違う。

 最低でも参加国がワールドワイドに散らばっていて、アメリカも最強チームを組めば評価も変わるだろう。16チームは欲しいところだ。
 尤も、大リーグ機構はオリンピック出場に消極的な姿勢を示しているので、復活は難しい!

  


Posted by 杜の都の素浪人 at 15:30北京オリンピック

2008年08月21日

ウサイン・ボルトの奇跡

 北京オリンピックの競技の中で、どうしても見たい競技がある。陸上男子200メートル決勝だ。超新星の出現、百メートルを9秒69の世界新記録で制したウサイン・ボルトの走りに注目していた。
 百メートル決勝で両手を広げた歓喜のポーズは、米国などのメディアから「他選手をばかにしている」と批判された。悪気でやっているのではないが、アメリカは何かとケチを付けたがっている。

 本職の200メートルで“お遊び”は無かった。コーナーを抜けトップに立つと歯を食いしばった。2位以下に0秒5もの大差をつけるブッちぎりだった。
 19秒30の世界新記録を樹立し、84年ロス五輪のカール・ルイス以来となる2冠を達成した。
 百の世界新に続き、「不滅の記録」と呼ばれるマイケル・ジョンソンが96年アトランタ五輪で樹立した19秒32を0秒02更新した。

 そのマイケル・ジョンソンはイギリスBBCの解説者を務め、「200メートルの世界新は北京ではないだろう」と予想していた。嫉妬や羨望ではなく、冷静な分析だと思う。スタミナが続くかどうか、心配していたのだ。

 アトランタオリンピックでのジョンソンの走李はしっかり脳裏に焼きついている。一人だけ断トツの男だったからだ。“100年破られない”“不滅の記録”と呼ばれたのも、あながちオーバーな表現ではなかった。
 それがたった、12年後に破られたのだ!

 “サンダーボルト(稲妻)”の炸裂(さくれつ)に、世界が驚愕した。なんという男だ!! いったい人類は、どこまで速く走れるのか。この瞬間の見れて幸せに思う。


 それに比べれば男子野球はいったい何なのだ!! 準決勝は韓国との戦いになったが、2度負けたら恥だ。打撃が好調であるかどうかが2国間の戦績の違いになっているかとは思うが、 ウサイン・ボルトのように持てる力を出していないことが情けない...。

  


Posted by 杜の都の素浪人 at 19:57北京オリンピック

2008年08月18日

メダル獲得後のそれぞれの道

 北京オリンピックの女子レスリングの4人は強かった。我々は勝手に4人とも金メダルを獲ることを期待していたが、結果は金2、銀1、銅1あった。
 あれだけの試合内容を見せたのであったのだから、4年後のロンドン・オリンピックでも通用するのではないかと思わせる。
 これも視聴者側の勝手な論理である。

 この日の記者会見で、63キロ級で2連覇した伊調馨と48キロ級2大会連続銀メダルの伊調千春の姉妹が揃って、現役を引退する意向を表明した。

 姉・千春は「やるべきことはすべてやったし、金メダル以上の銀メダル。レスリングシューズを履くことはもうない」と明言した。それに釣られるように妹・馨は「一緒に歩んできた千春がやめたら何を目標にしていいか分からない。この大会が最後になると思う」と話した。

 一方、55キロ級で2連覇した吉田は「10月に東京で世界選手権があるので金メダルを取りたい」と今後の競技生活に意欲満々であった。
 同じく、72キロ級連続銅メダルの浜口京子は、「やるかやらないか選択肢は二つに一つなので、家族と相談して決めたい」と去就について含みを残した。現役続行の可能性はある!

 勿体ない気もする伊調姉妹であるが、何年も戦ってきて各国の若い選手の実力が拮抗してきた現実を感じていたのであろう。
 姉は決勝戦で相手選手に圧倒されて良いところがなかった。ここ数年、危なげなかった試合運びだった妹だって、準決勝で若いダグレニアー(カナダ)、決勝ではカルタショワ(ロシア)に苦戦した。

 再び戦ったならば勝てる保証は無い! 潮時としては良い時期なのかも知れない。幸せな家庭を築くことに憧れることに、我々は文句を言う資格はないのだ。  


Posted by 杜の都の素浪人 at 22:12北京オリンピック

2008年08月13日

屈辱から這い上がって頑張ったその先に..

 将に今、日本列島はスポーツがたけなわである。開幕前は盛り上がりに欠けて入ると思っていた北京オリンピックであったが、日本時間とそう変わりがないという事もあって、意外と視聴率は良いみたいだ。

 今日も女子柔道の上野選手が金メダルを獲得した。これで日本の金メダル獲得数は4個であるが4人とも前回のアテネに続いての2連覇である。
 
 更に共通することは、04年のアテネオリンピックを終えた後は、この4人とも、屈辱を味わってどん底に落ちて、そこからまた這い上がってきたのである。
 今日の上野だって、アテネ五輪の金メダルを花道に引退する決意だった。その後は、妹・順恵選手に託すつもりでいたらしいのだが、その妹さんが、福岡国際大会でまさかの3回戦敗退。

 妹さんの支えの為に、新たに目標を北京に設定し直した。それでも試練が続く。06年に左ひじ脱臼、昨年は腸閉塞や右ひざ負傷と災難が続いたが、モチベーションの維持の理由になったのが、長女としてお手本であった。

 人間の価値が出るには、不運な境遇に立たされた時、逃げないで直面して受ける。そこには何か意味があると信じて、自分に足りなかったものを補う。

 それが結びつく時は、結びつく...。しかし、それがいつ来るのかは分からない。ただひたすら眼の前の小さな課題をこなしていくものだけに神様は微笑む...。

 これが出来る者はそうはいない。だから金メダルを取れるのだ。下馬評で絶対的に金メダルが取れると思われている人が取れないのは、その為である。
 まぁ、神様はちょっと気まぐれなところもある...。  


Posted by 杜の都の素浪人 at 21:45北京オリンピック

2008年08月12日

無念! 女子マラソン野口 オリンピック断念

 今日も北京オリンピック日本勢は、女子柔道で谷本選手がオール1本勝ちの圧勝で2大会連続の金メダルを獲得した。
 本来であれば、この話題で一面を覆うつもりでいたのだが、それをも凌ぐ残念なニュースが流れた。

 参加すれば、高い確率で金メダルを獲るだろうとだろうと思われたいた女子マラソンの野口みずき選手が、レースへの参加を左太ももの肉離れの為、断念した。
 日本の街の中は、残念な声があちこちから聞こえてきた。

 無念としか言いようがない。アテネでの優勝ゴールから4年。圧倒的な強さでマラソン代表切符を獲得し、順調に調整を重ねてきた...。

 野口は七月上旬からスイス・サンモリッツで高地合宿を行っていたが、7月下旬に臀部下に痛みを訴え、痛みが取れないため日程を短縮して、極秘に帰国。
 病院で、MRI検査を受け、左太ももと脚の付け根付近の筋肉を損傷していることが分かった。点滴や局部注射で回復を図り、ジョギングができる程度に回復していたが、レース当日までに回復出来ないと判断したようだ。

 我々は彼女に期待をかけ過ぎた。それに応えるように、野口はハードトレーニングを課してきた。
知らず知らずのうちに、野口に重圧をくわえていたのだろうか...。
 彼女に責任はない!

 それにしても「日本陸連」は何をしていたのだ!! 何故、彼女の健康管理が出来なかったのだ!! 
それから、何故、補欠登録を解除してしまったのか? 理解出来ない!!
 補欠解除って?...じゃあ、補欠の意味は...。何かの事態を想定しての補充だよね?
先見の明がありませんなぁ~。 無能!!

 金メダル確実と思って、野口へは、何のケアもして来なかったんだろうねぇ~。身体の不調なんて、トレーニングの結果からは、懸念しなかったんだろう!
 野口の北京オリンピック出場辞退は、日本陸連の大失態だよ!! 日本陸連は責任取らないと...。


 まぁ、我々が軽々しく残念だと思うより、彼女の気持ちの方が、もっと無念であっただろう。出場を断念した時の心境は、如何ほどであっただろうか? もう何も語るまい。

 彼女の欠場に依り、残る2名の代表の土佐、中村に更なる期待が寄せられ、重荷になる事を心配している野口が、何ともいじましい。
  


Posted by 杜の都の素浪人 at 21:55北京オリンピック

2008年08月11日

長谷部(ー'`ー;)を見た鬱憤を、北島で晴らす!

 北京オリンピックに押され気味の日本プロ野球界。我が、東北楽天ゴールデンイーグルスは、ヤフードームでソフトバンクと戦っていた。
 先日の岩隈の力投と山崎武の先制3ランで楽勝...と思いきや、新外国人グウィンの乱調(実力?)で、薄氷を踏む思いだった。

 まぁ、勝てば官軍! と言いたいところだが、終盤のモロさがこの試合でも露出しなければ良いのだが...と思っていたのだが、それ以前の話だった。 (▼ヘ▼#)

 先発マウンドに上がったのは長谷部である。ここ数試合、ピッチャーであるのにコントロールが悪すぎて序盤で自滅するパターンをビデオテープのように見ていたのだが...。 (/-\)・・・・・
 またしても!!  1回持たずにKO。 ( ̄∩ ̄#
 即戦力として期待されて入団した割には、お粗末過ぎる!! |||||(_ _。)ブルー|||||

 これでは打撃陣も白けてしまう。リズムが乗らず、拙攻の連続。良いところ無しの完敗。
 全て、長谷部がぶち壊してしまったのだ。  (ノーー)ノ ┫

 楽天イーグルスが負ける試合は見たくない!! 

 チャンネル変えたら、北京オリンピック男子競泳で、北島が金メダルを獲得したシーン。男子百メートル平泳ぎで、58秒91の世界新で同種目初の2大会連続の金メダルである。
 前回、アテネオリンピックの時の、若さと勢いで取った金メダルとは格別であっただろう。

 ず~っと順調に歩んでいたと思われた競泳生活であったが、アテネ後の4年間は苦難との闘いであった。
 オレみたいな者が軽はずみで言えないが、それは頂点を極めた者にしか理解出来ないものだった...。
燃え尽き症候群に陥り、目標を失ったのだ。
 更に輪をかけて、気の緩みから故障を誘発し、国内では敗戦が続いた。

 決勝では、予期せぬ強敵が現れた。新星ダーレオーエンが準決勝で出した59秒16は、北島の自己ベストを0秒28も上回っていたからだ。宿敵ハンセンであれば、お互い手の内は知っているから、試合展開が読める。
 しかし、新しい強敵はデータがないので、どう転ぶか分からないのである。きっと物凄い恐怖を感じていたであろう。
 何故、恐怖を感じるか? 自分がそこの頂点へ行くイメージを思い浮かべていたからだ。

 経験がものを言う。ダーレオーエンは緊張していたのかどうかは、分からない。しかし、北島は、頂点も知っているし、どん底も経験した。
 ここ一番の勝負。修羅場をくぐり抜けてきた逞しさが、勝利を与えたのだ。  


Posted by 杜の都の素浪人 at 22:30北京オリンピック

2008年08月10日

北京オリンピック 金メダル第1号は男子柔道 内芝選手

 日曜日ということもあって、朝の目覚めは遅かった。この時期は、テレビを点けたら、どのチャンネルも北京オリンピックを放映している。

 日本人はすぐ金メダルを期待して、冷静に選手の実力を検証しようなんて思わない。一喜一憂するのは構わないんだけど、もう少し戦力分析を考えて欲した方が良い。
 アテネは、ちょっと出来すぎの感がある...。
 だから、前日の柔道は男子は1回戦敗退。女子は谷選手が決勝進出成らず!! 皆、ガッカリしただろうが、これが今の実力だと思う!

 そう思っていた矢先、柔道男子66キロ級は決勝戦で内柴選手が出ていた。全身に力を込めて縦四方固め。肩をがっちり極められた相手は、すぐにタップをしたが、聞こえなかったのであろう。すぐには力を緩めなかった。
 強い! 強過ぎる!! アテネに続く2連覇である。

 初日つまずいた日本柔道勢だったが、今後の日本選手たちにこれ以上ない景気づけになるであろう。 

 スタンドに向かって、拳を突き上げ、何度も妻の名を呼んでいた。一緒に座っている息子には笑顔を送っていた。「オレはオヤジの仕事をやった!!」と叫んでいるようだった。

 内柴は昨年12月の嘉納杯では、まさかの2回戦負け。「もう内芝は燃え尽きた。」と酷評されていたようだ。ふがいない試合をして引き揚げる時、3歳だった長男と目が合った。
 「情けない。頑張っているところを見せたい」。ダメでもいいから、もう1回、全力で頑張っていこうと思ったそうだ。

 柔道整復師の専門学校に通う奥さんも献身的にサポートした。幼稚園の送迎、自らの学校、家事の合間に夫をマッサージする毎日。
 子どもを寝かせ、勉強、家事の合間に学校に行っている奥さんを見ていれば、発奮しない男はいないだろう。
 
 子供の存在と妻の支えが、2つ目の金メダルをもたらしたのだ。

 最近、家庭の愛情がすっかり薄くなった今の日本人には、こういう話に弱いものだ。涙腺が弱くなったのも、遠い過去に経験していた家族愛への憧憬があるのだろうか?
  


Posted by 杜の都の素浪人 at 20:45北京オリンピック