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2008年09月23日

ソフトバンク王監督の辞任と楽天ファン

 95年にソフトバンクの前身、ダイエー・ホークスの監督に就任以来、14年間の長期に渡って指揮を執っていたソフトバンクの王監督が今シーズン限りでの辞任を表明したようだ。

 ソフトバンクの笠井和彦オーナー代行は、王監督の去就について「終身監督というのは、ずっと変わりはない。問題は体調だけ。勝つとか負けるとかは関係ない」と、続投を願っていることを表明したばかりであった。
 本来、主役であるべき選手よりも自分の今後の去就問題ばかりがマスコミに報道されることに煩わしさを感じたのだろうか? 

 2年前に、胃の全摘出手術を受けて健康問題が囁かれたていた王監督は、今季を「集大成の年」と位置付けていた。しかし勝負どころの9月にチームは失速。現状ではクライマックスシリーズ出場は厳しく、それどころか最下位転落の危機さえある。
 昨日の試合でも日本ハムのエース、ダルビッシュの前に全く打線が歯が立たず、惨めな4連敗を喫してしまった。これで、チームの借金は「9」に膨れ上がった。
 球場を去る王監督の痩せた身体を見ると悲しくなってしまう。

 選手はこれに発奮して、可能性がある限りクライマックスシリーズへの出場権を賭けて戦って欲しい。もっともそれで勢いに乗るようでは、精神レベルは幼稚である。

 余談だが、我が楽天ゴールデンイーグルスは、そのソフトバンクとの試合が6つも残されている。クライマックスシリーズ出場が限りなく厳しくなった王監督の心境と、同じクライマックスシリーズ出場を夢見ながらも、現有勢力を冷静に分析しながら応援している楽天ファンの気持ちは、ある意味似ている。

 ボクは年代的に王選手の全盛期を見てきた。今回の辞任を思う時、残念か?と尋ねられれば「良かった。」と答えるだろう。
 それは自分の親に「もう家庭のために働かなくても良いよ!」と言うのと同じかも知れない。

 王監督は昭和15年生まれであるから、年齢は68歳である。今後の進路について口を挟むのは性急過ぎる。シーズンが終了したら、ゆっくり休んで欲しい。
  


Posted by 杜の都の素浪人 at 16:14Comments(0)スポーツ関係