2008年08月12日

無念! 女子マラソン野口 オリンピック断念

 今日も北京オリンピック日本勢は、女子柔道で谷本選手がオール1本勝ちの圧勝で2大会連続の金メダルを獲得した。
 本来であれば、この話題で一面を覆うつもりでいたのだが、それをも凌ぐ残念なニュースが流れた。

 参加すれば、高い確率で金メダルを獲るだろうとだろうと思われたいた女子マラソンの野口みずき選手が、レースへの参加を左太ももの肉離れの為、断念した。
 日本の街の中は、残念な声があちこちから聞こえてきた。

 無念としか言いようがない。アテネでの優勝ゴールから4年。圧倒的な強さでマラソン代表切符を獲得し、順調に調整を重ねてきた...。

 野口は七月上旬からスイス・サンモリッツで高地合宿を行っていたが、7月下旬に臀部下に痛みを訴え、痛みが取れないため日程を短縮して、極秘に帰国。
 病院で、MRI検査を受け、左太ももと脚の付け根付近の筋肉を損傷していることが分かった。点滴や局部注射で回復を図り、ジョギングができる程度に回復していたが、レース当日までに回復出来ないと判断したようだ。

 我々は彼女に期待をかけ過ぎた。それに応えるように、野口はハードトレーニングを課してきた。
知らず知らずのうちに、野口に重圧をくわえていたのだろうか...。
 彼女に責任はない!

 それにしても「日本陸連」は何をしていたのだ!! 何故、彼女の健康管理が出来なかったのだ!! 
それから、何故、補欠登録を解除してしまったのか? 理解出来ない!!
 補欠解除って?...じゃあ、補欠の意味は...。何かの事態を想定しての補充だよね?
先見の明がありませんなぁ~。 無能!!

 金メダル確実と思って、野口へは、何のケアもして来なかったんだろうねぇ~。身体の不調なんて、トレーニングの結果からは、懸念しなかったんだろう!
 野口の北京オリンピック出場辞退は、日本陸連の大失態だよ!! 日本陸連は責任取らないと...。


 まぁ、我々が軽々しく残念だと思うより、彼女の気持ちの方が、もっと無念であっただろう。出場を断念した時の心境は、如何ほどであっただろうか? もう何も語るまい。

 彼女の欠場に依り、残る2名の代表の土佐、中村に更なる期待が寄せられ、重荷になる事を心配している野口が、何ともいじましい。



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Posted by 杜の都の素浪人 at 21:55 │北京オリンピック

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